芳原さんから珍しい高嶺ルビーの長柱花と短柱花の写真を送っていただきました。-041018

P5A5+3G(3)
ソバをあらわす花の式があります。花被をPおしべをA心皮(雌ずいを形成するもの)をGであらわし、その数を附記する。括弧は癒合(ゆごう)することを示す。ソバの花は、5枚の花被、外側に5本・内側に3本合計8本のおしべ、及びめしべ三稜形の子房(しぼう)と、その先きが3本に分かれた3つの柱頭からなる左右相称花である。-ソバの科学

ヘテロスタイルについて長友先生の本に詳しく説明されています。以下 スタイルとはめしべ、花柱(style)のことです。そしてめしべの長さに差のあることをヘテロスタイル(Heterostyle)と呼び、一般的にはヘテロスタイリー(Heterostyly)と呼ばれます。ソバは他家受粉の植物です。長柱花には短柱花の花粉(大花粉)が必要で、反対に、短柱花には長柱花の花粉(小花粉)が必要である。つまり、ソバは一本だけでは実がならない。いや何本あっても、同じタイプの花では実がならないのである、、、。

以下メールの続きです。
このような植物の不思議Heterostyleはサクラソウの仲間にもあるとシニア自然大学の講義の中で学びました。今年の作付けは昨年と同じく24アールです。昨年は刈り取りが遅れて収穫は40kgに留まりましたが、今年はこれを上回りたいと考えています。昨年収穫したそばを粉にしてそばを打ちました。粗い粉を篩い分けて打つと生粉打ちもできてたいへんおいしい蕎麦になりました。「食味が悪い」と言われていますが、そんなことはないと思います。

今年の秋の「花の宴」は平成16年10月24日(日)で、10月末日までそば園を解放していますのでご覧下さい。地図は下記ホームページの「山野草の里について」に掲載しています。

高嶺ルビーの短柱花(ショートスタイル)先の赤い雄しべが長く、白い雌しべが短い。

高嶺ルビーの長柱花(ロングスタイル)3本に別れた白い雌しべが長く、先の赤い雄しべが短い。

高嶺ルビーの赤い花が咲き乱れるソバ畑 NPO法人山野草の里づくりの会