ご注意ください:そばをゆがいた同じ鍋でうどんをゆがかないでください
うどんを食べたのにそばアレルギー症状がでることがあります。うどんとそばを同じ鍋で湯がいたのが原因です。コンタミネーションが要因でアレルギーは誘発されます。 Contaminate: vt. よごす、汚染する
Anaphylaxis: 防御の消失した状態の意 即時性アレルギー(アナフィラキシー)について 抗原に感作されている状態において、再度抗原が投与された場合に起こる即時型アレルギー反応をアナフィラキシーといい、これが全身性に起こってショック(血圧低下などによる末梢への循環不全状態)となった場合をアナフィラキシーショックという。症状は数分であらわれ、口渇、口唇のしびれ感、心悸亢進、尿意、便意などで始まり、皮膚症状として全身の発赤、そう痒感、眼瞼・口唇の膨張があらわれる。気道閉塞症状としては咽頭異物感・閉塞感から呼吸困難へと至り、致命的となることがある。また全身循環不全によるショックでは、不整脈による心停止により死亡する危険性がある。 事例: 10歳の女児。レトルトパックのハンバーガーを自宅で再度加熱調理して食べたら、気管支喘息発作、全身じんま疹があらわれる。ハンバーガーに使用されていた業務用胡椒に成分調整剤として添加されたそば粉で食物アナフィラキシーが誘発されたため
アレルギー物質含有食品の表示義務
食物の摂取により、免疫学的な作用で発疹などのアレルギー症状を起こす割合は3歳児8.6%、小学1年生7.4%、中学2年生6.3%、成人9.3%にも及ぶといいます。(平成9年度、厚生労働省調査) アレルギー物質を含む食品による健康被害が増大傾向にあり、こうした危害を未然に防ぐため、アレルギー関連する原因物質(特定原材料)の表示が義務づけられました。 表示義務化される原材料の5品目は小麦、そば、卵、乳及び落花生です。